電話かけ放題にもできるDTIの格安SIMはネット使い放題のカケホーダイ?これはドコモユーザー泣かせ。
ネット使い放題・電話かけ放題可能の格安SIMが新しく登場したようです。
外出先でも、家でも徹底的に使い倒したい場合にいいのかも!
DTI SIMのダブル放題の紹介です!
2016年6月1日追記:契約しました。↓記事参照!
目次
DTIのSIMがネットし放題プランを開始!
今年から、半年間無料のSIMで人気を集めているDTI SIM。
僕も6月に入ったら今のGMOとくとくBB SIM(※別記事参照)を辞めて、DTIと契約しようと狙っているSIMです。
そのDTIがなんと、ネットし放題プランを開始したようです!
一応DTISIMの特徴としては、以下の過去記事が参考になるかも。
上の記事では、DTIのSIMを新しく出たiPad Pro9.7に使いたい!という話だったのですが、今回新しく始まった「ネットし放題プラン」は外出先でもたくさんネットをする場合にピッタリな感じですね。
ネット使い放題の値段は2900円。でも6月30日までは値引きキャンペーンをやっていて、半年間1920円で使えるようです。
ネット使い放題って?

参考:僕のデータ通信使用量
参考までに、DTI SIMのネット使い放題は、別ブランドのSIM「ぷららモバイル無制限プラン」と同じような感じです。ぷららモバイルの無制限も、ネット使い放題で、よくある「3日間3GB制限」がないものです。(ただぷららモバイルは※帯域が狭くスピードが遅すぎました。(※例えて言うと道路の広さのようなもので、広いほどたくさんの車が走れる=渋滞も起きにくいという感じ。帯域が広いと、混雑に強く大容量の通信もスムーズにできる!))
参考までに、3日3GB制限というのは、WiMAX(※別記事参照)によくある縛りで、「ネット使い放題!」と書いているものの、「3日間で使うデータ通信量が3GBを超えると通信速度を制限されてしまう」というものです(;・∀・)
普通の使い方をしていれば、1日に1GB越す人はごくわずかで、全体の99%以下の人は1日に1GB以下の通信量で済んでしまっているというデータもあるようです。だから普通の人は↓に紹介している「3GBプラン」で十分だとは思うんですけどね。
それでも人によっては「たくさんネットが使いたいんだ!動画見放題で、音楽もDLし放題で、スピード制限もされないほうがいい!」という方がいると思うので、新しいDTIのネット使い放題プランはそんな方にもぴったりです。
以前はこのプランは10GBまでしか使えなかったのが、今日からは無制限になるようです。
気になるスピードは?

By: siddhu2020
DTIは老舗インターネット接続業者で、20年以上固定回線のネット接続実務を行ってきた会社です。
公式サイトを見るとかなり怪しい感じで、「え?本当にSIMが半年間無料で使えるの?」とか、「ネット使い放題で制限も無しなんてこんなに安いなんて怪しい」と思う方もいらっしゃるしれませんが、会社としての信頼性は十分です。
気になるスピードについても、帯域(※実際の道路の広さのようなもので、広いほどたくさんの人が大容量の通信ができる)が高速波に広く、安定して使えるとのことです。
DTIのシステム担当者の方からお話を聞いたのですが、DTIのSIMはドコモの回線を借りていて、通信速度が遅くならないように十分な広さの「帯域」を確保しているようです!
それで、「せっかく格安SIMで月額が下がったのにスピードも下がってしまった」というようなことが無いようになっているわけですね。
参考までに、DTIはFreebitという会社から回線を借りているMVNOです。Freebitは大元のドコモから回線を借りているMVNEですね。これが通信速度に影響するかと言えばYESでもありNOでもありますね…。
使用用途は?
ネットが無制限で使えるわけなので、タブレットに入れて動画をたくさん見ても問題なしです!
データ通信量をたくさん使ってしまうのはTwitterやFacebookよりも、短時間のYoutubeの動画視聴なので、この無制限SIMを指していればその問題もないわけですね。
子どもがいるお母さんだと、外出先で子どもに動画配信サービスを使って動画を見せても通信量の心配をしなくていいのは嬉しいと思います。
動画をたくさん見ても大丈夫な他に、外出先で急に必要になったアプリをダウンロードするのも問題ないですし、使い放題を満喫する方法はたくさんありそうです。
さらにスマホで使うと「通話し放題プラン」も追加できる!
DTIのSIMをスマホで使うと、データ通信ができるだけでなく、音声通話し放題というプラン(月額税込780円)もつけられるようになりました。
これは音声SIM(データSIMの値段に+700円)を契約していれば誰でもつけられるオプションです。
今まで格安SIMで通話定額を提供していたのは、FREETEL(フリーテル)と楽天モバイル(※別記事)だけでした。
それでも「電話かけ放題」はDTISIM独自の新しいサービスという事ができるんです。それはなぜか!?
3大キャリアのかけ放題と同じ仕組み
格安SIMで電話かけ放題で心配になるのが、「なんかアプリとか必要なの?」とか「通話品質が悪いんじゃないの?」という事だと思います。
でもそれも解決していて、DTIの電話かけ放題はドコモの「カケホーダイライトプラン」やauの「スーパーカケホ」とおなじような物のようです。
特徴としては、アプリも無しで、普通の電話回線で電話をかけるだけ、というところ。それで5分以内の通話がかけ放題、というわけです。
これは今回新しくできたプランで、DTIとしては「格安SIMの土俵で戦っている場合じゃなくて、3大キャリアに追いつけるSIMのプランを始めちゃうよ!」という意気込みのようですね(笑)
DTIのプランは大手キャリアの人気プランの値段をただ下げた感じ
どうしてドコモやauが用意しているプランのさらに上を行くようなプランがあるのでしょうね。(データ通信し放題・5分の電話かけ放題はキャリアでもそんなプランはないです)
その理由ですが、おそらくブランドが違うだけのことだと思います。
スターバックスで飲めるコーヒーが一杯450円ですが、自分で同じ豆を使ってコーヒー入れたら100円もしないような感じですかね。
それだけブランドの力(さらにサービス付加価値)は大きいという事で、値段が高くなってしまうわけですね。(´・ω・`)
DTIも20年のインターネットサービス業のブランド力がありますが、可能な限り無駄を省いてオイシイとこだけ提供してくれている感じですね!
実際ドコモと契約している場合の比較表が公式サイトにもあるのですが、カケホーダイライトプランにデータ使用量分データLパックを合わせると月額8700円だそうですが、DTISIMに乗り換えることで月額固定5020円にできるようです。しかもデータ使用量8GBの制限無しでネットつなぎ放題なのでオトクですよね。
この場合、ドコモユーザーとDTI格安SIMユーザーの間の金額差は、なんと1年間で60,240円。「まだドコモで消費しているの?」という感じですね…。もちろんauとsoftbankも同じような料金プランを出しているので、「まだキャリアで消費しているの?」ですかね(;´∀`)
ちなみに、ネットは月3GBくらいでいいという事であれば、月額1490円+780円の、一か月2270円固定になります。今加入すれば半年間は基本料金がかからないので、「でんわかけ放題オプション」分の780円だけで済むので安い…!(僕は家にWi-Fiがあるので、ネットつなぎ放題じゃなくて月3GBプランで十分だと思っています)
ここまでのまとめ
- DTIのネットし放題プランが今日から開始!(月額2900円)
- DTIの通話し放題プランも今日から開始!(月額780円)
- ネットも通話もし放題のプランは、キャリアを含めた格安SIMのメーカーでDTIだけ。
もっと安いプラン無いの?
上に紹介したのは今日始まった新しいプランの紹介でした。
もちろん今まであったライトユーザー向けのプラン(月3GBプラン)は継続中です!
6月30日まで、毎月3GBを半年間無料で使えるデータSIMプランはまだまだ人気のようですね。
データSIMであれば、最低利用期間の縛りはないのでこれも魅力的です。
半年後は「840円/月」ですね。DTIのSIMは今2つのプラン(3GBプラン・ネット使い放題プラン)しかないので選択しやすいと思います^^
他の格安SIMとの比較
これまでも何回かオススメのSIM(特に僕はデータSIMを使うことが多いです)を紹介してきたのですが、軽く他のSIMと比較してみます。
イオンモバイルのSIMと比較
イオンSIMは、縛りが無いことが特徴です。
DTI SIMも音声SIMの場合は12ヶ月の最低利用期間の縛りがあるので、短期で090/080番号を持ちたい場合はちょっと向いていない感じがします。
音声通話を最低1年くらい利用する予定であればDTI SIMのほうがトクになりそうですが、短期でサクッと音声SIMが使いたい場合はイオンモバイルですね。
後はDTIではセット端末が無いので、端末は自分でSIMフリーとかSIMロック解除したスマホ、後はドコモのスマホが必要になります。イオンモバイルではSIMフリースマホが抱き合わせで買えるので、機種とSIMを一緒に買いたい場合はイオンのほうがいいですかね。
mineoのSIMと比較
マイネオの大きな特徴は、ドコモ回線もau回線も使えるという事。
DTI SIMはドコモ回線だけなので、auのスマホでは使うことができません。
au系のSIMでいうとUQmobile(※別記事参照)も候補に上がると思うのですが、格安SIMの中でau回線はドコモよりも速いと言われているので、通信速度を極めたい・もしくはau回線好きな方はmineoか回線スピードNo.1を誇るUQmobileですね!
楽天モバイルと比較
楽天市場の運営する楽天モバイルは、格安SIMの中でも5分間の通話無料をいち早く開始しているブランドでした。
ただ、この5分間通話無料というのは「楽天でんわ」というアプリを通してのみ有効になるもので、ドコモやauの電話かけ放題と少し違う仕様なんです。
仕組み的には「プレフィックス番号」というものを使っていますが、楽天でんわのデメリットとしては、このアプリを通さないと5分間通話無料にならない点です…。
それで、間違えて普通に電話したり、受信した電話をスマホ標準のアプリで折り返し電話をしてしまったりすると通話料が無料にならないわけです。
DTIの「でんわかけ放題」は、ドコモ・au・ソフトバンクで採用されている通話料無料の仕組みを使っているので、スマホに標準の電話機能でかけるだけで5分間以内の通話であれば無料にすることができるわけです!
DTIの「ダブル放題」まとめ
今回紹介したのは、今日からDTIの公式サイトでも受け付けが始まった「ダブル放題」でした。
音声通話も定額、データ通信量も無制限定額という新しいプランは、おそらく格安SIMの中でではなく、ドコモ・au・ソフトバンクユーザーがうらやましがる内容でしょうね!
現在3大キャリアのユーザーで、「格安SIMには無い通話定額だよフフン」という人も、DTI SIMの価格で電話かけ放題、しかもデータ通信たくさん使いたかったら「ネットし放題プラン」も追加できてしまうわけです。
つまりドコモで言う「カケホーダイプランやかけパケットパック」、auでいう「かけ放題プランSやデータ定額」の上をいっているのがDTIのSIMということですよね。キャリアで高いお金を払い続けているのはもったいない!ということになります。
音声通話がしたいスマホユーザーにも、データ通信だけでいいタブレットユーザーにもおすすめできる新プランが誕生したと思いました!
ちょっと怪しく思えるDTI SIMの公式サイトはこちら(笑)
タブレットで使いたい!格安データSIMカード番付
DTI
今現在一番安く格安SIMを始められるのがDTI!
半年間無料で使えるSIMはこれだけ。最初に事務手数料だけ払う必要はありますけどね。
イオンモバイルはずっと安いですが、この半年について言えばDTIが一番安いでしょう!
今使っているスマホに使ってもいいかもしれないです^^
イオンモバイル
格安SIMがまるごとわかる本(晋遊舎)で22ブランド中総合ランキング1位のSIMです。
ブランド力もあるイオン系列のイオンモバイルなら、値段もサービスもばっちりです。
月額480円~始められる価格の安さや、最低利用期間が無い点もバランスがとれていますね!
2016/06/01