eMMCとSSDの違いについて教えて!
データの記憶媒体として聞くのは、「フラッシュメモリ」「SSD」そして「eMMC」というものがでてきました。
今回はちょっとこの3つについての違いを書いてみたいと思います。
後は「よく見るiPad等のタブレットの記憶媒体ってなんなの?」という質問にお答えしたいと思います。
用語説明
この記事で扱う、記録媒体の名前の概要を説明してみます。
フラッシュメモリとは
フラッシュメモリは、電源が入っていなくてもデータを保持しておくことのできる記録媒体です。USBメモリや、SDカードなどに使われています。iPadの記録媒体もこのフラッシュメモリです。この技術をさらに細かくすると「eMMC」や「SSD」といった名称になります。
eMMCとは
eMMC(Embedded Multi Media Card)は、フラッシュメモリの一種の記憶媒体です。読み方は「イーエムエムシー」です。タブレットやスマートフォンに使われます。
SSDとは
Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)の頭文字をとってエスエスディーとなっています。これは以前すべてのパソコンにあった「HDD(ハードディスクドライブ)」に変わる記録媒体です。それで主にノートパソコンで使われています。
eMMCとSSDの比較
フラッシュメモリというジャンルの中の「SSD」と「eMMC」をかんたんに比較してみた違いです。「2つを比べてどうか?」ということです。
eMMC | SSD | |
データ転送速度 | 遅い | 速い |
消費電力 | 少ない | 多い |
大きさ | 小さい | 大きい |
重さ | 軽い | 軽い |
データ容量 | 少ない | 少ない |
寿命 | 比較的短い | 比較的長い |
耐震性 | 強い | 強い |
価格 | 安い | 高い |
表にしてみると大きく感じますが、実際はほぼ一緒です。あまり気にすることもないかな…と思います。
両方のメリットは、耐衝撃性が強いところ。
両方のデメリットは、データ容量に対して価格が高いところです。
これを知るとわかること
普段つかっている物の中に、これらの記憶媒体が使われていることがほとんどです。
上に取り上げた3つに共通しているのは、「内部で物体が動いていない」ということです。
例えば昔パソコンには、CDやDVDのようなディスクがくるくる回ってそれにデータを記録していました。今ではそのようなくるくる回るような動く記憶媒体は用いられていません。
試しにタブレットやスマホに耳を当ててみても、記録媒体の回転音は聞こえないですよね^^;
これがどんなメリットがあるかというと、小型なので携帯に便利だったり衝撃に強いことが挙げられます。
大学でデータのやり取りをするのに「USBメモリ」というものを使っていますよね。あれはフラッシュメモリが使われていますが、いろんな形のものがあって携帯に便利で、落としても壊れません。
それで今はタブレットにはSSDや、eMMCが使われています。eMMCについては消費電力が少ないという特徴があって、バッテリーの長時間駆動の助けになっています。
購入の際のポイント
何らかの製品を見ていた時に、最近では「eMMCを採用!」とか書いています。タブレットの場合はあまりないのですが、2in1やノートパソコンの場合はこう書かれている場合が多いです。
特に何も書かれていなかったら、どちらを使っているかわかりませんが「フラッシュメモリ」であることは確かです。
iPadの公式ページを見ても、データ容量(32GB、64GB等)しか書いていません。その時は、「ああ、フラッシュメモリ使っているんだな(ドヤァ)」と考えればいいと思います。
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