Wi-Fiが遅くなってしまう3つの原因と対策方法
最近ではどこの家庭でも自分で無線LAN(Wi-Fi)を設置しているので、電波があなたの周りにごちゃごちゃ存在しているわけです。
車がたくさん通れば渋滞になるのと同じく、Wi-Fiが遅くなっているとしたらそれは電波の「渋滞」。
飛ばす電波は一緒でも、少し工夫すれば渋滞を解消してスムーズにネットにつなぐことができるかもしれませんよ。
原因① 電波渋滞
冒頭でも取り上げた電波渋滞。これは具体的にはどのようなことかというと、無線LANをお隣さんも、マンションやアパートだったら上下階の人も使っているとしたら同じ空間にたくさんの電波がひしめき合っている状態です。
こうなってしまうのは、「周波数」というものが存在しているため。
周波数ってどこかで聞いたことありませんか?そう!ラジオです。
僕の住んでいる地域では横浜FMとか東京FMが聞こえるのですが、それは各ラジオ局が「周波数」を変えているから。
もし同じ周波数だとしたら、横浜FMも東京FMも雑音ばかりで聞こえなくなってしまいます。
同じように、無線LANで一般に使われているのは「2.4GHz」という周波数です。(別に覚えなくて大丈夫です)
その2.4GHzの周波数がとても混雑してしまっているので、場所によってはWi-Fiの通信速度が遅くなってしまうというわけ。
原因② 家電製品の電波
実は家庭用電化製品のなかに、無線LANルーターほどではないですが電波を発しているものがあります。
それは、コードレスホン、ワイヤレスマウスやキーボードや電子レンジなど。
「あ、そういえばコード使わないで使っているものがあったな・・・」と気づかれると思います。
電子レンジは意外かもしれないのですが、ネットに繋いでいるときに電子レンジ使うと「あれ?ちょっと繋がりにくい?」ということが起こることもあるようです。
あなたのお宅にもこういった家電が必ずあると思うのですが、それがWi-Fiの電波の邪魔になってしまっているんです!
原因③ 物理的な壁
もしワンルームでなく、戸建ての家や3DK等のマンションに住んでいるとしたらこれも問題。
無線LANルーターが置いてある部屋と、ネット接続の端末の間にどれくらい「壁」があるか考えてみるといいと思います。
木や紙(障子など)だったらまだいいのですが、問題はコンクリートや金属製のものが無線LANルーターと端末の間に入ってしまっているパターン。
調査結果によると、コンクリートや金属の場合、速度がなんと3分の1にも下がってしまうそうなのです。
3分の1ってかなり低下してますよね(;´∀`)
じゃあどうやって対策するの?

原因がわかったところで、対策を考えてみましょう!
対策方法は一つずつ、というよりかは一つ変えるといくつか改善されるものもあるので2つ一気にご紹介します。
2.4GHzの電波がたくさんあるところで、なるべくあなたの家の無線LANルーターからの電波を拾う必要があります。そのために、あなたの無線LANにアンテナがついていたらそれを使う方向に向けてみましょう!向け方は、扇形に伸ばしてその面が使う方向に向いているのが理想です。一本一本の伸びている方向を合わせるということではないのでご注意を。
物理的な壁をなるべくなくすためになるべく高い位置にルーターを置くことができます。ホテルなどだと天井についていますよね。可能な範囲で構わないので高い位置に。そうすれば家電製品の電波を受けにくくもなります。
こうしたちょっとしたところに気を付けるだけで、無線LANルーターの本来持っている能力を最大限に発揮することができるようになります。
普段あまり気にしていないとしたら、ちょっと気を付けてみて2つの対策方法を試してみるといいかも?
Photo By: Oran Viriyincy
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2016/01/28